小矢部市の獅子舞は石動32町・32組の石動天神獅子舞連盟と、52村・52組の村部獅子方の合計、84獅子方が存在しております。石動天神獅子舞は、前田利家公の甥の前田利秀公が、天正17年(1589年)に津幡城から今石動城4万石を拝領して入城し、その際に領民達が近郷近在の獅子舞を集めて歓迎の舞を詣でたことから、石動獅子盆(石動天神獅子舞連盟)が始まり、今年で417年になります。すでに村部の方では、護国豊穣を祈願しての獅子舞が存在していたように思われます。このように歴史のある貴重な民族芸能である獅子舞を、子々孫々まで我々は伝承していかなければなりません。
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